以前、個人用のノートPCが動かなくなったので、「華強北」の電気街でノートPCを修理してきたのでレポートします。
※ 深圳市の福田区にある華強北は、世界最大級の電気街です。日本の秋葉原の数十倍という規模です。
という訳で、動かなくなったノートPCを持って、華強北の電気街にやってきました。
この画像に写っている、ビルの上部に表記されている「華強集団」は、1979年に創立された深圳の大手企業です。
Baidu のネットでクチコミを見てると、この「塞格電子市場(SEG Electronics Market)」というビル内にある、ショップが評判良さそうだったので、ココに決めました。
弊社で営業サポートやマーケティング、バックオフィスを担ってくれているメンバーと一緒に、クチコミで評判が良かった店を探しました。
さっそくノートPCを渡して、お店の人に状態をチェックしてもらいます。
お店の人に、PCの状態を説明していると、お店の人から「いや、もう原因は分かってるから(職人の腕を舐めてもらっては困る)」というような回答が来て、プロ意識を感じました。
さっそくPCの分解が始まりました。入念にチェックします。結果はマザーボードの故障でした。
マザーボードを修理してもらう際、この店にパーツ・道具が無かったそうなので、店の人が「華強北の知り合いの店に付いて来てください」ということで、案内されるがままに付いて行きました。
華強北だと、大体のメーカーのパーツは常時在庫があり、また修理・交換できる店もあらゆる場所にあるので、店の混み具合や故障の状態によっては、即日(2~3時間程度)で復旧できるとのことでした。
※ 実際にPCを持ち込んだその日に、修理・復旧してもらいました
PCやスマートフォンなどの修理は「完全成功報酬」らしく、もしその店で修理・復旧できなかったら、費用は掛からないそうです。
ちなみに、日本の場合だと、店によっては「完全成功報酬」と謳いながら、実は調査費用が別途発生したり、修理期間が最低でも「3日間 ~ 1週間」ほど掛かります。しかし、華強北のショップに持ち込めば、「即日で修理・復旧」してもらえるのは、大変ありがたいですね。
※ 筆者が「日本の場合だと調査だけでも費用が掛かる」とか、日本のことを話していると、隣で並んでいた別の中国人のお客さんが、「直せないのに、なぜお金が掛かるんだ?」と言っていました。
今回のノートPC(マザーボード)の修理に掛かった費用は、「650元(日本円で約13,000円)」でした。
この華強北での修理費用が、日本のショップで修理した場合の相場と比べて、高いのか安いのかよく分からないですが、「即日復旧対応」というクオリティを考えれば、安い方なのかなと思います。
以上、華強北でノートPCを修理してきたレポートでした。
ノートPCが故障したときは焦りましたが、華強北のショップの人たちの職人魂とホスピタリティ感じた一日でした。
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