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【日本駐在】仕事と生活で使うアプリをご紹介

日本に駐在して仕事・生活するとき、日本でも独自の文化や習慣があるため、PCやスマートフォンで利用するアプリも、中国とは異なります。

日本におけるインターネット環境では、特にGoogleが提供しているアプリやサービスが、相当な割合で浸透しています。

今回のブログでは、日本での仕事や生活で役立つアプリの一部をご紹介いたします。

※ アイキャッチの画像は、ビヨンドの日本本社の近くにある風景を撮影しました。

仕事で使っているアプリ

まず最初は、日本の仕事でよく使用するアプリをご紹介します。

Gmail(Google Workspace)

Google(谷歌)が提供するWebメールのアプリで、個人用と企業用のプランが存在します。仕事で利用するには、Gmailの企業版(Google Workspace)を契約する必要があります。

なお、Google Workspaceを契約すると、Gmailのメール機能だけでなく、オンラインミーティングやカレンダー・ドキュメント・ストレージ・チャットなど、様々な機能のアプリが含まれています。

※ ちなみにGoogleが提供する様々なWebサービスやアプリは、「Googleを使わない日は無い」というぐらい、日本でも仕事や生活において相当浸透しています。

Google Meet

このGoogle Meetというオンラインミーティングのアプリも、Googleが提供するサービスです。Google Workspaceを契約している会社であれば、自社のメンバー同士、または自社と取引先とのオンラインミーティングを実施するとき、このアプリをよく使うと思います。

Zoom

Zoomのオンラインミーティングのアプリは、日本でもよく使用されています。

通常業務でのオンラインミーティングの用途に加えて、Zoomは不特定多数の人々へ向けた、オンラインセミナーやオンラインイベントの開催にもよく使用されています。

Chatwork

ビヨンドの日本本社では、このChatworkというチャットアプリを使って、社内メンバーとのコミュニケーションだけでなく、外部の取引先ともコミュニケーションをおこないます。

また、シンプルで分かりやすい画面になっているので、ITに詳しくない方でも、すぐに慣れて使用できるのが特徴です。

なお、日本の場合、取引が始まっていない会社とは、メールだけで情報のやり取りをおこない、その後に取引が始まったら、チャットアプリでやり取りをおこなうことが多いです。

※ ちなみに日本では、「チャットアプリ自体を利用することが禁止」という会社も、結構存在します。

Slack

こちらもChatworkと似たチャットアプリですが、Slackは主にIT企業に勤めるエンジニアが多く使っています。

Slackであれば、プログラムのソースコードを貼り付けて、そのまま利用・管理できたり、その他のITツールとAPIで連携できることが多いため、エンジニアには人気のツールとなっています。

ChatGPT

このChatGPTの登場したことで、近年、世界中で急速に生成AIの開発・利用が進むようになりました。これは日本のビジネスでも同様で、文章生成や画像生成・業務の自動化などの用途で利用されています。

ただ日本の場合は、法規制や機密情報の漏洩などを懸念する意見も一定数あり、ChatGPTを含めた生成AIアプリの利用を禁止している企業も存在します。

しかし、生成AIのアプリは、正しい使い方をすれば、業務効率は格段と向上するのは間違いないので、そこで勤務する企業のルール・ガイドラインに従って使用することを推奨します。

Facebook

日本に古くからあるコミュニケーションアプリです。日本のビジネスでは、初対面でビジネスの繋がりを持つために、その相手とFacebookのIDを交換し、交流することが多くあります。

ただ最近は、若い世代の人々はあまり使っておらず、30代~50代ぐらいの年齢の人々は、よく活用している印象です。

生活で使っているアプリ

次は、日本の普段の生活で、よく使用するアプリのご紹介です。

LINE

若い世代からお年寄りまで、家族や友人の間でよく使われているコミュニケーションアプリです。

中国でよく使うWeChatと似たメッセージング機能がありますが、日本のBtoBのビジネスでは、取引先とLINEを使って連絡をすることは少ないです。むしろ「LINEを使った取引先との連絡は禁止」という会社もあります。

あと、日本でLINEを使う際に気を付けることは、初対面で親しくない人に、「LINEのIDを交換しましょう」と言うと、その人からは怪訝な表情をされて距離を置かれるので、日本では注意が必要です。

YouTube

中国で人気の「bilibili」のような動画アプリです。アニメやドラマ・映画・実況配信など、様々な動画がアップされています。bilibiliように弾幕機能はありません。

もちろん、bilibiliとはアップされている動画が違うため「bilibili に興味ある動画が無ければ、YouTubeを見に行く」というような、bilibiliとYouTubeの動画を比較しながら視聴するのが面白いです。

YouTube Music

先述のYouTubeとは別の機能として利用できる、音楽専用のミュージックアプリです。オフライン再生の機能もあるので、事前に気になる音楽をダウンロードしておけば、インターネットが無い環境であっても、音楽を視聴することができます。

PayPay

日本にも様々な決済アプリが存在しますが、日本で一番利用者が多い決済アプリは、この「PayPay」です。(中国のAlipayとよく似ています)

PayPayは買い物をするごとに、使えば使うほどポイントが溜まっていく仕組みですので、その溜まったポイントで、また別の買い物ができます。

また、PayPayの親会社が、日本の大手IT企業のソフトバンクということもあって、日本全国での普及率が高い理由の一つです。

※ 日本でPayPayを使用する場合、日本の身分証明書・日本の銀行口座との紐付けが必要なります。

Amazon.com

Amazon(亚马逊)が 提供する、商品が豊富なインターネット通販のアプリです。Amazonの月額有料会員になると、商品の配達料金が無料になったり、即日配達が可能になるなど、様々な特典があります。

Amazonは最初、書籍のインターネット通販から始まった会社ですが、それから月日を重ねた結果、世界中の誰もが知るIT企業になりました。

ちなみにAmazonは、ビジネス向けのクラウドプラットフォームサービス「AWS」も提供している会社ですが、Amazonの会社全体を支えているのは、このAWSの収益から成り立っています。

※ Amazonの インターネット通販用で使用されていたシステム基盤のサーバーが余ったので、これをクラウドサーバーのサービスとしてビジネス向けに提供したら大ヒットしました。これが 現在のAWS の始まりです。

Mercari(煤炉)

家などで不要になったものを、このMercariのアプリに出品して、購入者を募るフリーマーケットアプリです。このアプリも日本では人気です。

ただ、誰が決めたのか不明ですが、購入者が出品者に対して、「購入させていただきました。 短い間ではありますが、よろしくお願いいたします」のようなメッセージを送らないとダメ。という謎なルールがMercariのアプリが存在します。

この暗黙のルールを守らないと、今度は出品者が購入者に対して、辛辣な評価して、次回の購入をし辛くすることがあります。

Yahoo! Auction

このアプリもフリーマーケットに近いのですが、Mercariとの大きな違いは、商品を購入する際、「入札(オークション)になる」ということです。

例えば、珍しい商品が出品されたとしても、そのような商品は希少価値がある(欲しい購入者が多い)ので、自然に落札(購入)金額が高額になっていくケースが多いです。

ただ、Yahoo! Auctionの場合は、本当にレアな商品が出品されることも多いので、根強いユーザーが多数いることも事実です。

Instagram

中国で例えると、小红书  のようなSNSです。あまり使ってないですが、人が投稿した写真や動画を眺めてます。

仕事と生活の両方で使っているアプリ

こちらは、仕事と生活の両方でよく使用するアプリです。

Google Search

中国のインターネット検索エンジンはBaiduですが、日本を含めた世界中では、このGoogle Searchを利用するユーザーが圧倒的に多いです。

もちろんBaiduように、インターネットで集客を狙うときは、Google SearchでSEOの最適化を施したり、インターネット広告(Google広告)の出稿も重要になってきます。

Google MAP

Baidu MAPや高徳地図のような、Googleが提供している地図アプリです。Google MAPの機能で出来ることは、中国の地図アプリとそこまで大差ありません。

Google Drive

Googleが提供しているオンラインストレージのアプリです。このオンラインストレージに、資料や写真・動画など、仕事や生活で必要なデータを保存します。

また、Google Driveの設定次第では、Google Driveのフォルダ内のデータを、外部の取引先などにURLで発行・共有して、複数人で共同作業することも可能です。

Google Translate

Googleが提供している翻訳アプリです。外国での仕事・生活において、言語面で不安がある場合には、このGoogle Translateの同時翻訳会話の機能を活用するのも良いでしょう。

X

アメリカが発祥のSNSアプリですが、世界別でのXの利用者数として、日本は世界2位になっています。(日本人はXが好きですね)

Xは強い拡散力があるため、日本でも自社のマーケティングのために、サービスやニュース・出来事を発信する際、必ずと言っていいほど、このXを活用しています。

ただ、これは日本人特有の文化・性格なのかは不明ですが、例えば、とある誰かがXで何気ないコメントを投稿しただけなのに、その投稿したコメントが一瞬で炎上して叩かれるということが頻繁にあります。

Trip.com

Trip.comの旅行アプリでは、飛行機のチケットや宿泊先のホテルなどの予約ができます。

このアプリで予約・旅行するごとにポイントが溜まっていくので、次回の飛行機チケットなどの支払いに、溜まったポイントを使うことができます。

※ この旅行アプリは、中国を含めたアジアの国々・地域への旅行に役立つ情報が多いので、それらの国々・地域への旅行にはオススメなアプリです。

まとめ

以上、日本の駐在で役立つアプリをご紹介しました。中国と日本で使用されるアプリとの違いを比較しながら、使ってみるのも面白いですね。

このブログの記事が、日本で仕事・生活することになった、中国人のお役に立てれば嬉しいです。

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