日本や海外では、社内外のミーティングをするとき、よく Zoom や Microsoft Teams、Google Meet などのツールを使用しています。
しかし、中国の場合は、Tencent Meeting (腾讯会议)や Ding Talk Meet(钉钉会议)、WeChat Work Meet(企业微信会议)などを、主に使用しています。
下記に、それぞれのツールをご紹介いたします。
目次
< Tencent Meeting アプリ >
Tencent Meeting(腾讯会议)は中国で主流の専門ミーティングツールであり、市場シェアのトップ を占めています。
高品質な音声・ビデオ通信、画面共有、仮想背景などの機能を提供しており、企業ミーティングや求人面接、オンラインセミナー・授業などの場面でよく使われています。
※ 少し Zoom と似てるかもしれません。
< Tencent Meeting の開く画面 >
Ding Talk Meet(钉钉会议) は単体のツールではなく、業務用ツールである Ding Talk(钉钉)の機能の一つです。
Ding Talk(钉钉)と WeChat Work(企业微信)は中国で二大業務用ツールで、ミーティングを含む様々なオフィス機能があります。
< Ding Talk アプリ >
もし、社内で既に Ding Talk(钉钉)を業務用ツールとして使用している場合、直接 Ding Talk(钉钉)から接続することで、簡単に社内のミーティングをおこなえます。
< Ding Talk を用いたミーティング画面 >
上記の Ding Talk Meet(钉钉会议)と同じく、WeChat Work Meet(企业微信会议)も単体のツールではなく、業務用ツールである WeChat Work(企业微信)の機能の一つとなります。
< WeChat Work アプリ >
Ding Talk Meet(钉钉会议)と WeChat Work Meet(企业微信会议)は、機能や操作に大きな差が無いため、好みに合わせて、どちらを使用しても問題ありません。
なお、WeChat Work(企业微信)が個人版の WeChat (微信)と連動している場合、WeChat(微信)のグループに参加している社内外のユーザーへ、ミーティングURLを転送・共有することで、すぐにミーティングが可能となります。
< WeChat Work を用いたミーティング画面 >
以上、中国で使っているミーティングツールのご紹介となります。
自社内の状況や顧客が希望するミーティングツールなど、その状況に合わせて選択していただければと思います。
ちなみに、ミーティングする相手が、Ding Talk(钉钉)と WeChat Work(企业微信) のアカウントを持っていない(または使用していない)場合は、Tencent Meeting(腾讯会议)の使用を推奨します。(例:採用面接などの用途)
〇 社内とのミーティング:Ding Talk Meet(钉钉会议)
〇 社外とのミーティング:Tencent Meeting(腾讯会议)或いは WeChat Work Meet(企业微信会议)
〇 社内とのミーティング:WeChat Work Meet(企业微信会议)
〇 社外とのミーティングは:WeChat Work Meet(企业微信会议)或いは Tencent Meeting(腾讯会议)
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