クラウド / サーバーサービスプロバイダーのビヨンド株式会社(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役:原岡昌寛、以下「ビヨンド」)は、
企業顧客向けに200以上の国・地域に対応するSIMカードサービス「Beyond SIM」を提供開始しました。
【eSIMとは】
eSIMとは、組み込み型のSIMカードです。
物理的なSIMカードとは異なり、デバイスに埋め込まれたチップとソフトウェアによって SIM 情報を管理する技術です。そのメリットとして、SIM情報が仮想的に保存されるためカードの交換が不要で、リモートでデータ更新も可能です。また高い互換性を持ち、さまざまなデバイスに容易に対応できます。
さらに柔軟性にも優れ、複数回線の利用やユーザーニーズに応じた柔軟な対応が特長です。
eSIMは100% デジタル化され再利用可能なため、物理SIMカードの生産・廃棄による環境への影響を削減でき、使い捨てSIMの持続可能な代替手段として期待されています。
eSIMの現状
物理SIMからeSIMへの転換に伴い、eSIM市場は急速に発展し、多くの事業者が参入しています。
eSIMは携帯通信分野だけでなく、車載機器、IoT、スマートホームなど多岐にわたる分野で活用されています。シームレスで柔軟な通信接続を実現することから、新たなビジネスモデルやサービスの誕生が期待され、日本でも大きな変革をもたらすと見込まれています。
Beyond SIM の背景
Beyondはカナダと中国に海外拠点を設け、現地で事業を展開しています。当社員が長期出張や駐在時に直面したのは、現地でのデータ通信・電話回線の接続やそれに伴う費用の問題です。海外での出張や駐在員が共通して抱えるこの課題に着眼し、まずは企業向けに本サービスを展開するに至りました。
今後、SIMカード業界はさらに拡大し、さまざまな分野や業界で幅広く活用されることで、新たなビジネスモデルとサービスが生まれるでしょう。
Beyond が提供する「Beyond SIM」について
今回新たにリリースした「Beyond SIM」は、200以上の国・地域で使用可能です。国際旅行、出張、長期海外駐在中にデータローミング費の削減に頭を悩ませたことがあれば、このサービスは非常に便利です。
従来の物理SIMカードでは、海外対応のカードを申請して配送を待つ、空港などで購入する、またはWi-Fiルーターをレンタルして持ち歩く必要がありました。
しかし「Beyond SIM」を利用すれば、普段どおりスマートフォンを簡単に使えます。申請後はすぐにネットワークに接続でき、実際の使用状況に合わせてプランの切り替えやデータ容量の追加も柔軟に対応可能です。
さらに、「Beyond SIM」の設定と活性化は数分で完了し、国内で使うのと同じような通信体験を提供します。
詳細については、以下の紹介ページをご覧ください。
・企業向けSIMカードサービス「Beyond SIM」
グローバル eSIM サービス「ビヨンドSIM」
【ビヨンド株式会社について(https://beyondjapan.com)】
ビヨンド株式会社について
ビヨンド株式会社は2007年4月に設立され、AWS や GCPなどのマルチクラウドにおけるサーバー構築・運用保守・監視、Webシステム開発及びWebサービスのマネージドサービスプロバイダー(MSP)です。
<クラウド / サーバー事業>
ビヨンドは、クラウド / サーバーの設計・構築・移行から、365日24時間体制による運用・保守・監視まで、一貫した包括的技術サービスを提供しています。日本とカナダのエンジニアがチームを組み、ローテーションと時差を活かした365日24時間対応の技術サポート体制を構築しています。
<システム開発事業>
主にゲーム、アプリ、デジタルコンテンツなどのWebシステム開発や、サーバー側API開発を手掛けています。OSS(オープンソースソフトウェア)の開発技術とクラウド技術を活用し、信頼性の高いシステムサービスを提供します。
<Web サービス事業>
各種クラウドサービスの企画・開発・運用を行っています。代表的なサービスとして、「予約システムEDISONE」「Webサイト監視サービスAppmill」「WordPressクラウドサーバー ネットワーク速度」などがあります。
会社名 |
株式会社ビヨンド(英文符号 : beyond Co., Ltd.) |
代表取締役 |
原岡 昌寛 |
本社所在地 |
大阪府大阪市浪速区難波中1-10-4南海SK難波ビル3F |
設立 |
2007年4月4日 |
資本金 |
900万円 |
従業員数 |
82名 |