このようなホームページ制作業者は注意すべき

ホームページ制作業者を選定するポイントをご紹介いたします。

「新規事業のためWebサイトが必要」や「ホームページをリニューアルしたい」となった場合、世界中に数あるホームページ制作業者の中から、自社に合った業者を選ぶのは中々難しいはずです。

しかし、そのような状況であっても、「このようなホームページ制作業者は避けるべき」というポイントは判断できます。

ホームページ制作業者なのに、自社サイトはSSL対応していない

SSL対応というのは、簡単に言うと、WebサイトをSSL化(SSL証明書を設置)し、Webサイトを「https」の表示にすることです。

通信内容の盗聴や改ざんを防ぎ、Webサイトのセキュリティ向上が見込めたり、検索エンジンの観点からも、ランキングシグナルの効果により、「https」のWebサイトの検索表示順位が優遇されやすくなります。

しかし本来、ホームページ制作業者というのは、お客様からの依頼を受けて、Webサイトやホームページの制作をおこなう立場にありながら、業者側の自社サイトがSSL対応していない業者も多く存在します。

そのようなホームページ制作業者は、セキュリティコンプライアンスの観点から見ても、信頼性に欠ける業者と言えます。

ホームページ制作業者の自社サイトがスマートフォン対応(レスポンシブ対応)ではない

現在は検索エンジンから評価として、「モバイルファースト」が主流になっています。スマートフォンなどのモバイルからサイトを閲覧した際、「モバイルユーザーにとって、有効なユーザービリティであるかどうか」が重要視されます。

有効なユーザービリティを実現するには、そのサイトが「モバイル向けにサイト表示が変換されるかどうか」も重要な要素の一つで、スマートフォン対応 及び レスポンシブ対応されたサイトは、もはや当たり前の時代になっています。

そのサイトをモバイルで閲覧した際に、PC版と同じサイト表示だった場合、ユーザー側の気持ちしては、単純に見辛いものがあります。

したがって、そのホームページ制作業者の自社サイトが、スマートフォン対応 及び レスポンシブ対応ではないサイトである場合「この辺りのトレンドを抑えていない・技術スキルが無い、または興味が無い」という業者と判断できるでしょう。

長らく自社サイトの情報が更新・アップデートされていない

そのホームページ制作業者の自社サイトに「お知らせやブログページ」または「公式のSNSアカウント」があったとします。

それらの媒体を「1年以上」更新されていない・放置されていない業者は要注意です。その業者自体が、本当に業務として稼働しているのかどうかが分からないためです。

もちろん「その業者の中のメンバーが、業務が多忙すぎて更新できていない」という理由もあるかもしれませんが、ホームページ制作業者として、対外的に気を使っているようには見えません。

新規案件の相談後の返答が遅い、または返事がない

これはホームページ制作業者だけに限った話ではありませんが、お客様の立場からすると、遅くとも「2,3営業日以内」には、何かしらの返答が欲しいものです。

しかも、せっかくお客様から案件相談の連絡をしているにも関わらず、返答が遅い場合は、「その業者へ相談・依頼するのは辞めておこう」と、ユーザー目線からしても、期待感や温度感も下がってしまいます。

したがって、このような業者である場合、実際に契約や作業の段階に入っても、常日頃からレスポンスが悪い業者だと言えるでしょう。あと、新規案件の相談後に、返答までに1週間も掛かる業者は論外です。

異様にホームページ制作費用が安い

法人企業・BtoB のお客様の場合、それぞれのホームページ制作業者を比較する「相見積」が一般的です。その相見積を取った結果、その業者の提案内容や費用面を照合しながら選定されるはずです。

しかし、ここで注意すべきなのは、その相見積の中で、「異様にホームページ制作費用が安い業者」です。もちろん、知り合いの業者に見積依頼していれば、「知り合い料金」などの名目で、見積金額が安くなっている可能性もあります。

ただ、それがたとえ「知り合い料金」であったとして、その見積金額がなぜ安い理由というのは、「その費用分しか作業しませんよ」という、メッセージが含まれた見積金額ということです。知り合いの業者であっても、相手もビジネスなので、ずっとボランティアで作業に付き合ってくれる訳はありません。

なので、見積金額だけで判断して、ホームページ制作を依頼すると、ホームページを本番公開後に、法人企業・BtoB のお客様が満足できるアフターサポートを受けれない、またはトラブルになる可能性があるので注意が必要です。

また、フリーランス(個人事業主)などにホームページ制作を依頼すると、確かに制作費用が安いことが多いですが、個人事業主であるがため、法人格のホームページ制作業者のサポート体制のように、しっかりとサポートを受けれない場合もあります。お客様が依頼するホームページ制作の目的によって、使い分けることが重要です。

ホームページ制作業者なのに、サーバーやシステムに詳しくない

ホームページ制作しインターネット上に公開するには、必ず「サーバー」が必要です。

ホームページ制作の業界では「デザインやコーディングには詳しいが、サーバーのことはよく分からない。なので安価なレンタルサーバーを導入しておこう」と、考えるホームページ制作業者も多くいます。その理由は単純に、業者側からすると、設定作業が簡単で楽だからです。

もちろん、ホームページ用途のサーバーに、レンタルサーバー自体を使うことは問題ないのですが、特にお客様が法人企業・BtoB である場合は、ホームページ制作業者はお客様に対して、レンタルサーバーを使用するメリット・デメリットは、導入前にしっかりと説明しなければなりません。

もし、そのホームページ制作業者が、レンタルサーバー以外の「VPS」や「クラウドサーバー」に対する造詣が無いのであれば、たとえ外注でも構わないので、その辺りの知識・技術に詳しいサーバー管理会社との連携体制があるかどうかは、確認いただいた方がよいでしょう。

なぜかクリックしてもサイト表示できない、または表示エラーになる

これも先述の「サーバーやシステムに詳しくない」に近い内容です。

たまに、ホームページ制作業者のサイトでありながら「クリックしてもサイト表示できない・表示エラー」となる業者のサイトが存在します。

通常、ユーザーが利用するスマートフォンやPCなどは、セキュリティを意識しているのであれば、常に最新のOSやブラウザを用いて、そのサイトをクリック・閲覧するはずです。

しかし、そのようなユーザーが、常に最新・高セキュリティなスマートフォンやPCを用いて、相手のサイトが見れないのであれば、その相手のサイトが稼働するサーバーなどの設定がアップデートされていない、または欠陥があると判断できます。

例えば、相手のサイトをクリック・閲覧して、「ERR_CONNECTION_CLOSED」のエラーが表示される場合、いくつかの原因が考えられますが、主に「サーバー側の仕様や設定」が関連している可能性があります。

「ERR_CONNECTION_CLOSED」のエラーは、ユーザー側(クライアント端末)とサーバー間の接続が、予期せず切断された場合に発生しますが、TLS(Transport Layer Security)バージョンの非互換性が原因になることがあります。

古いTLSバージョン(例:TLS 1.0 や 1.1)は、セキュリティの問題で多くのブラウザがサポートを終了しているため、ユーザー側(クライアント端末)が新しいTLSバージョンを要求する場合は、サイト接続が拒否されることがあります。

つまり、このような現象が発生している場合は、その業者の自社サイトのサーバー自体の仕様や設定が古い、または放置している可能性があるので、このような場合にも注意が必要です。

まとめ

新規でホームページ制作業者を選定する際、「このようなホームページ制作業者は避けるべき」というポイントをご紹介しました。

本記事のポイントを参考にすれば、お客様にとって、より良いホームページ制作業者に出会うことができるはずです。

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